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源流として ~凡愚~ vol.1 


五月半ばの、そろそろ暑さが幅を利かせ始めたある日。大阪市大正区は大正通りを南下している。
乾燥した空気が肌の水分を奪い、その弱みを突くように照りつける日差しが痛い。物理的に、ただただ痛い。だから日陰から日陰へと渡り歩くようにして歩く。信号待ちも、もちろん日陰で行う。
でも日陰が途切れて次の日陰に移動するまでの日差しまでもが痛い。暑い。それは、ただ単に消去法で票を投じられた政治家や政党への淡い期待がまた裏切られ、次なる消去法的な政治家や政党を探す心理を思わせる。

日の昇りがピークに達するような時刻、大正駅から徒歩20分程で目的地に到着。梅雨入り前のそこは、まだ瑞々しい爽やかさを持つ緑で覆われている。

凡愚 店先

大阪の蕎麦屋情報を得ようとすれば必ずといっていい程にその名が挙がる、凡愚(ぼんぐう)である。

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塩より小麦 ~新宿めんや風花~vol.1 


いきなり個人的な話で恐縮なのだが(あっ、ブログだから良いのか)、私はかつて程にはラーメン・つけ麺を食さなくなった。

どうしてなのか。何故なのか。…ここで言える理由もあれば言えない理由もある。ただし複数の要因が起因していることだけは確かで、決して一つだけしか理由が無いわけではない。
そしてその理由の一つには、私が麺の味そのものにもっとも重きを置くようになったことがある。「最終的に、麺の主成分である(はずの)小麦の味わいがどう映えるのか」。嗜好はそのような志向を持つようになり、大きく舵を切って行き先を変えることとなった。

rio_di_venezia.jpg

そして麺の味そのものに忠実になればなろうとするほど、ラーメンであれつけ麺であれ、それらの麺に対して次第に限界を感じることが増えてしまった。ここでは述べないが、麺の中に含まれるあるファクターが邪魔だと感じるに至ってしまったのだ。

それと平行し、かつてはさほど食すこともなかった蕎麦に「出会った」ことも見逃せない。ある情報誌で見かけたかね井(vol.1前編後編)の「粗挽きそば」に惹かれ、実食してみると完全に虜になってしまった。
以後、蕎麦食経験が増えるに従ってますます蕎麦の世界に引き込まれ、それに反比例するようにラーメン・つけ麺を食すこと(その後、「書くこと」)に情熱を注げなくなってしまった。

素材の旨味が高められ、同時に深められたもの。それが私のもっとも好むものとなってしまった。

が、ラーメン・つけ麺を全く食べなくなったわけではない。全部を嫌いになったわけじゃない。趣向が変われど、嫌いになったラーメン・つけ麺もあれど、そして以前の最高潮である「美味い!」は「うん。美味しいね」という程度に落ちれど、それでも諸々の理由で食すことはある。

前置きが長くなってしまった。ともあれ今の趣向を有す私でも美味しく感じるラーメンやつけ麺のことも、箸休め程度のものになるだろうけど、これからは時々記していこうと思う。

今回は新宿めんや風花に関して。

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シナジェスティックなテイストを ~蕎麦 その字~ vol.1 


6月初頭、前日に突如決まった福井行き。しかも滞在時間はさほど長くなく、比較的急ぎ足での行動を迫られる。
かつて約3週間滞在したこの地を懐かしむ間はあまりなさそうだし、下手をすれば昼食だって「安くて早い」もので済ませなければならない恐れもある。

福井城痕4

「滅多に行けない福井に行くのに、上質の蕎麦を食べない手はないだろう」
そうして何とかタイムスケジュールを組み、ターゲットに絞ったのは蕎麦 その字。「かきあげおろし」を主軸に置くこの蕎麦屋は、数多くある福井の蕎麦屋の中でも(おそらく)屈指の人気を誇っている。
なお、私自身これが2度目の訪問である。もっとも、あまり時間がない故に焦る気持ちと単に行きたくて逸る気持ちが合わさり、2度目にしては妙にウキウキしていたのだが。

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白く浸透す ~あんばい~ vol.1  


mer1.jpg

駅の中(エキナカ)、あるいは駅の近く(エキチカ)。そこにはどんな飲食店が多いだろうか。
ハンバーガーショップや牛丼屋、中華料理店などの大型チェーン店だろうか。大衆食堂だろうか。居酒屋だろうか。カフェか喫茶店かもしれない。
いずれにしても、そこが片田舎の駅ではない限りは、手早く作れる料理を多く供することを最重要視するような店が多くなる。駅構内や駅周辺には急いでいる人たちが多いし、そもそも人の数自体が多い。

しかし同じような条件下の置かれているようでいて、少し異なるケースもある。
駅の近くであっても、もしそこが閑静な住宅街の一角であれば、当然ながら通りには人の往来が絶えないという程の賑わいはない。つまり駅の近くでありながらも、料理の質を重視し得る環境下に身を置くことも可能だ。
阪急神戸線は夙川駅、そこから徒歩1分の距離で営まれている蕎麦屋あんばいはその一例であり、同時に好例なのであろう。

あんばい 店先2

もう4~5回ほど訪問しただろうか。

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蕎麦、中華そば、側(そば。つまり私たちの身近にあるもの)等、ソバ全般に関して。

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